Blanco

 
あとどのくらいかな
あのきれいな海まで
遠いな
 
寄り道してきたな
キリがない日々だったよ
楽しかった
 
泣いて笑ったりして過ごしていればいい
ストロボの光が途切れないように
 
きっと終わる
あと数十秒
理由はないさ
歩き出さなきゃいけないんだ
 
時計のネジの中で回り回る
もうどこへも戻らない
 
ゆっくり揺れたブランコは錆びた
そう下らないと切り捨てた僕らも
 
きっと終わる
予想もせずに
まともじゃないな
でもそれでいい
 
場面は変わる
ああ夢の中にいたいな
また始まるんだ